6月21日(月)、フランクフルトにて、
6月21日(月)、フランクフルトにて、朝の内は曇りがちの天気でしたが昼過ぎに晴れて来ました。歩くには丁度良い気候です。
今日は、共に自由行動の日です。
昨日までに、主な所は見てしまったので、それぞれ好きな所に行くことにしました。
私は一日券(タゲスカルテ)を買って、主にトラム、バスを使って市内の公園を巡って来ました。
トラムと言えば、こちらでもシュトラッセン・バーン(路面電車)と言います。
バスは、同じBus(ブス)です。
バスは使いにくいですね。トラムの方が、路線がはっきりしているので迷うこともありません。
Uバーン(地下鉄)は早いのですが、外が見えず方向もつかめないので乗ることはあまりありません。
公共の乗り物には、車椅子、乳母車用の優先席(場所)、時には自転車用の場所もあって、結構、利用されています。
犬も、普通に乗って来ます。
殆どのトラムの車両がLRTと言って、車両の床が低く、バスは車体が傾き乗り降りし易くなっています。
札幌でも、路面電車が見直されているようですが、路線を増やし、バス、地下鉄と上手に結びつければ住民の利便性の向上はもちろん、観光客の増加にも繋がると思うのですが・・・
ドイツと言えば堅実性のイメージが強く、環境対策でも最先端を行っていると思ったのですが、意外にも、どこの都市も悪戯書きが多く、列車の車両にも悪戯が見られます。
道路はゴミやガムの噛み捨て、煙草の吸殻だらけ、ペットボトルの回収もドイツ独自のリサイクルの対象品のみで輸入品には適用されませんし、あちこちでガラス瓶が割られています。
あと、これはヨーロッパ全体に見られるそうですが、公共トイレは極端に少ないのです。
カフェ等の飲食する所は各所にあるのですが、肝心の公共トイレがありません。
店の中にはあるでしょうが・・・
広い公園の中にも無いのです。
男は良いでしょうが・・・良くないか。
観光客が困るのは当然なのですが、地元の人はどうしているのでしょうか?
それと、街角、駅構内の案内図の少なさ、地図があっても方向性を考えていないので、どちらの方角に進めば良いのか分かりません。
それでも、ドイツは自動車大国なのに、公共交通機関の充実、自転車道路が歩道と平行して、大きな都会にもあるというのが羨ましいですね。
日本と比較して、人口の割に国土が広いため道路が広く取れ、山岳地帯がそれほど多くないということもあるのかも知れません。
いよいよ、明日のフランクフルト空港発20:45のANAで、1ヶ月余滞在したドイツを去ります。
明日も、ゆっくり残ったフランクフルト市内を回ります。
夕食は、昨日のレストランの隣のお店に入ってみました。
この付近には沢山の中華、韓国料理(日本料理もメニューにありますが・・・)のお店があって、食事には苦労しません。